まだまだ暑い日が続くが、そろそろ紅葉シーズンのお出かけ計画も立てたい。
大手旅行会社の阪急交通社が「一度は行ってみたい紅葉の名所ランキング」を発表した。
10~6位には、神奈川県のスポットが2つランクイン
まずは、10位から見ていこう。
10位 十和田湖(青森県)
十和田湖
阪急交通社
例年の見頃時期:10月中旬~10月下旬
人気スポット:紫明亭展望台
青森県と秋田県にまたがり、周囲46キロメートルにも及ぶ広大な十和田湖。
紫明亭展望台からは、ハート型に見える十和田湖と鮮やかな紅葉が堪能できる。
遊覧船に乗って、湖上から紅葉を楽しむのもおすすめだ。
9位 箱根(神奈川県)
箱根
阪急交通社
例年の見頃時期:10月下旬~11月中旬
人気スポット:芦ノ湖畔
首都圏からもアクセスしやすい箱根。
芦ノ湖は、水面に映った富士山と紅葉が美しい名所の一つだ。湖畔の散歩はもちろんのこと、遊覧船から紅葉狩りを楽しむこともできる。
他にも箱根ロープウェイから見下ろす絶景も人気だ。箱根登山鉄道の名所である早川橋梁からは、紅葉した渓谷を眺めることができる。
同率7位 大雪山(北海道)
大雪山
阪急交通社
例年の見頃時期:9月上旬~9月下旬
人気スポット:旭岳 ロープウェイ
道内最高峰の旭岳や黒岳などの総称・大雪山は、「日本で最も早く紅葉が楽しめる場所」として有名で、8月下旬から山が色づき始める。
温泉地が豊富なため、紅葉狩りと温泉を組み合わせたプランを組むことができるのも魅力だ。
同率7位 鎌倉(神奈川県)
鎌倉
阪急交通社
例年の見頃時期:11月中旬~12月中旬
人気スポット:高徳院
古い神社仏閣が点在し、古都ならではの風景が楽しめると人気の鎌倉。
高徳院では、13メートルもある国宝の大仏と紅葉のコラボレーションを堪能できる。
赤いカエデがあたりを覆いつくす絶景「紅天井」が見られる「鎌倉宮」や、丸窓から紅葉を眺めることができる明月院など、趣深いスポットが多数存在する。
6位 兼六園(石川県)
兼六園
阪急交通社
例年の見頃時期:11月中旬~11月下旬
日本三名園のひとつである兼六園では、園内全体が紅葉に染まる様子を楽しむことができる。
夜間のライトアップによる幻想的な景色が観光客を魅了している。
1位は440メートルの標高差がある日光の「あの場所」
続いて、気になる5位から1位の結果を見ていこう。
5位 札幌(北海道)
札幌
阪急交通社
例年の見頃時期:10月中旬~10月下旬
人気スポット:大通公園、北海道大学
大通公園では、札幌のシンボル「さっぽろテレビ塔」と紅葉のコラボレーションを見ることができる。
北海道大学には約380メートルにもわたってイチョウ並木が続き、黄金に光り輝く圧巻の景色を楽しめる。
他にも中島公園の池に映る紅葉や、「札幌もいわ山ロープウェイ」から見る眼下に広がる紅葉も有名だ。
4位 高千穂峡(宮崎県)
高千穂峡
阪急交通社
例年の見頃時期:11月上旬~11月下旬
阿蘇山の噴火によって形成された、100メートルの深さがある渓谷「高千穂峡」。
荒々しい岸壁と紅葉のコントラストが見事で、ボートから見上げる景色は圧巻の美しさ。
有名な「真名井の滝」周辺では、水しぶきと紅葉の調和が堪能できる。
同率2位 知床五湖(北海道)
知床五湖
阪急交通社
例年の見頃時期:9月下旬~10月中旬
手つかずの大自然を満喫できる、知床五湖。
壮大な知床連山と鮮やかな紅葉が水面に映る様子は、ここでしか楽しめない絶景だ。
高架木道と呼ばれるハイキングコースや、地上遊歩道をのんびりと散策するのがおすすめだ。
同率2位 京都(京都府)
京都
阪急交通社
例年の見頃時期:11月中旬~12月上旬
人気スポット:永観堂、南禅寺、清水寺など
言わずと知れた紅葉の名所、京都。
繁華街からのアクセスがよい東山エリアには、永観堂や南禅寺、清水寺など人気の紅葉スポットが集まる。
色づいた山々と川の流れを一望できる渡月橋や、嵯峨野トロッコ列車が有名な嵐山エリアも人気を集めている。
1位 日光(栃木県)
日光
阪急交通社
例年の見頃時期:9月下旬~11月中旬
栄えある第1位に輝いたのは、日光エリア。
日本の道100選にも選出されており、日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ「いろは坂」は、特に人気だ。
48個ものカーブを曲がりながら、標高差440メートルの道を進む「いろは坂」は、高さによって色づき方が異なる紅葉を楽しむことができる。
中禅寺湖では水面に映った紅葉、華厳の滝では滝しぶきと紅葉と、水辺とのコントラストを堪能できる。