近代以降,日本知識體系或世界觀的轉換過程中,日本傳統的漢學以何種方式被塑造並改變其面貌?透過回應前述提問,本書旨在說明,懷有此問題意識者,不應僅限於日本文化圈、甚至單一文化圈的人,以求從多元角度加以檢視與反思此跨文化研究之論述。本書論文的執筆者,多以身為日本文化圈之外的看視者,探究近代日本漢學等相關議題。他們從其自身文化的觀點出發,一方面展露出此種立場乃奠基於自我與他者之間的相對性,另一方面亦企圖對以往的近代日本漢學研究提出討論與展望,藉此向讀者揭示「跨文化視域」(cross-cultural perspective)中,東、西雙方彼此的觀察態度及其思考方式。
本書のテーマ「近代日本の中国学」が暗示するように、近代以降の日本における知的システムや世界観の転換に、伝統の中国学はいかに形作られ、変貌を遂げてきたのか、という問いは二十一世紀の現在において、改めてさまざまな角度から検討されなければならない。というのは、その問いを発するのは、もはや日本人、あるいは単一文化圏の人々に限るべきではないからだ。本書の論文執筆者のほとんどは、外部の他者として、異文化の立場から、自己と他者を相対化する意欲を示しながら、従来の近代日本の中国学研究に異を唱え、さらに現代学術の潮流とも言うべき“cross-cultural perspective”(異文化間の視点、間文化的視点)から生まれ出たものの見方や考え方を提供しようと試みた。