1. |
水想
05:03
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燦々と降り注ぐ 光の延長線上
乾涸びた水槽
0/10で生きた人生は拙くて
始まりも終わりもしない
日々を過ごしたら君との記憶(時間)が
メモリから崩れ落ちてしまう
日々を描くのをやめてしまえたら…
だけど君の命令(約束)が絆す
燦々と降り注ぐ 光の延長戦場
朽ち果てた水槽
0/10で生きた人生は拙くて
始まりも終わりもしない
日々を過ごしたら (君)との記憶(時間)が
メモリから崩れ落ちてしまう
日々を描くのをやめてしまえたら…
…誰の口約束(命令)が?????
日々を過ごしたら?????
夢を見ていたよう
「日々を描くのをやめてしまえたら」
なんて思うことは無いはずなのに…
小鳥は囀って
木々はさざめいて
古ぼけたフィルター(瞳)に写る世界には
きっと綺麗な朝焼けが残る
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2. |
想命
02:59
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分かりたくて でも 君を忘れたくて
「当たり前」をしたくて
揺らぐ脳と灰に埋もれたまま
朧げにもがいている
話し合いを待って
ただ日々を描いている
下らないと貶しあって みたいな
許し合いを待って
ただ夢を描いてみる
生きたかっただけなのにな
落ちる心と身体が
乖離して戻れなくなる
叫んだ「何も出来ない」って
霞んだ今日が死んだんだ
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3. |
命脈
02:20
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ぬるい体温 淡い部屋で1人 差し込む光を待っている
また間違えた?薄い酸素の中 微睡む視界で
ねぇ私を眠らせて
浅い呼吸を繰り返す 閑散とした部屋で
孤独に揺れるカーテン まるで私のように
浅い眠りを繰り返す 空白を塗りつぶすように
夢の中、手にかけたのは私の首 存在を消すように
反芻する思考 零した悔いの最中 揺らぐ
醜く世界を離した手は…
それは私だった
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4. |
脈白
06:16
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眠気が覚めたの
ぬくもりのちょっと入ったお布団で
今目が冴えたの
孤独をそっとよそった
幽霊みたいね 私
世界からちょっと浮いて
ふしだらな愛とか抱えて
みたいけどさ
幽霊みたいな私
世界からそっぽ向いて
揺らがない愛とか抱いて
みたいけどさ
(眠気が覚めたの
ぬくもりのちょっと入ったお布団で
今目が冴えたの
孤独をそっとよそった)
不思議と視界は
ゆすらうすら
霞んでいく
眠気が覚めたの
ぬくもりのちょっと入ったお布団で
今目が冴えたの
孤独をそっとよそった
幽霊みたいね 私
世界からちょっと浮いて
ふしだらな愛とか抱えて
みたいけどさ
幽霊みたいな私
世界からそっぽ向いて
揺らがない愛とか抱いて
みたいけどさ
幽霊になって
また君に取り憑いてあげるよ
ほら、変わり者同士
ただ、変われないだけなのに
眠気が覚めたの
冷めた目が見つめる
ほら、眠れない同士
ちっちゃな箱庭の中で
これから
どうする?
そっか…
おやすみ
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5. |
白色
02:50
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創作。想像未満の創造には慣れた。慣れてしまった。
想像。妄想した方法のない答えを模索している。
追悼。後悔しないよういつかいたはずの自分のために。
様相。とうとう来た有り体に応えるために。
いつからだろう。このままではいけないと気付いてしまった。
と思ったのは。
行動を行動を行動を行動を。自分を苦しめるだけだった。
涙の数だけ強くなれた。本当だった。本当だった?
自分を殺して自分を棚に上げ、自分を亡くして自分を作った。
そんな自分が好きだった。好きだと思わないとダメだった。
終わりなんだ。全部。
苦しいと思うほど苦しめなくて。自分以外の全てを憎みたくて。
悔しくて、悔しくて、悔しくて、悔しくて、みじめでばかでのろまなんだ。
卑下すんなよ?そんな事言わないでよ。
望まれてない人間で居るんだから。それでいいんだ。
前向きに進みたいと思った時も風向きは逆だった。
神なんて居ないんだってその時分かったんだ。
知ってたけど。
信じられるものがなかったから空想上のものにすら頼って。
丁寧丁寧丁寧に、徳を積み上げてきた。多分。
積み重なったものが全てゴミだと知ったとき、何も出来ないのに破壊衝動に駆られた。結局壊せたのは自分の心だけだったのにね。
この世界も、この現実も、君も、あなたも、皆も、壊せたらよかったのに。
ありふれた日常に触れた時、なんで自分が含まれてないのか理解ができなかった。いや、違う、含まれていたんだろう全部。
心も、体も、感情も、思考も、全ての日常に溶けきってしまったんだ。
そして見えなくなる。色彩の溢れる現に混ざって。濁って。
そして、そうぞうの魂は静かに潰える。
創作。想像未満の創造には慣れた。慣れてしまった。
想像。妄想した方法のない答えを模索している。
追悼。後悔しないよういつかいたはずの自分のために。
様相。とうとう来た有り体に応えるために。
さよなら。
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6. |
色槽
03:45
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血塗られた浴槽、白色の蛍光灯が照らしている
欠乏した欲望、展望が私を照らしている
君はさ、貴方はさ、皆はさ、
私はさ、私は、私は、私は、私は、私は、私は、私は?
複雑に音楽に詰め込んだ感情
透かさないで見つけないで
でも見捨てないで
朝が来れば、昼が来れば、夜が来れば、(…繰り返し?)
何をすれば、何をすれば、何をすれば、笑わないで
一分一秒 刻一刻と命が尽きるまで
散々泣いた 曖昧な痛みが私を追い詰める
脆くなってしまったんだ きっと
不甲斐なくて隠してたんだ
貴方が見た私も 君が見た私も
全部偽物なんだ 嗤ってしまってよ
貴方に寄せた言葉も 君に贈る言葉も
全部戯言なんだ 捨ててしまってもいいよ
血塗られた浴槽、白色の蛍光灯が揺らいでいる
欠落した心臓、拍動が私を殺している
誰もが望んでる素晴らしい人生は
私には来ないこと 分かってる 分かってるの!
「おめでとう!人生修了だ!長い旅路をどうもありがとう!」
拍手喝采のファンファーレ ここでお別れだね
誰もが望んでる素晴らしい人生は
私には来ないこと 分かってた
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