世界を、自分自身を超えていけ。「トリニティ」が繋ぐ、ダンスにかけた夢

ダンスの可能性を広げる、しなやかな存在感

3色のゴールドの環が滑らかに動いて重なり合い、無限のフォルムを披露する「トリニティ」。100周年のアニバーサリーイヤーを迎え、さらなる進化を遂げたコレクションは、クッションシェイプを採用したモデルや、組み木パズルのように組み合わせ自在なモジュール式デザインなど、大胆な遊び心とピュアな美学が共存するデザインが揃った。その完璧なまでに研ぎ澄まされたプロポーションは、世界的ハウスダンサーとして脚光を浴びるMiyuのしなやかなボディとリンクする。

「『トリニティ』は前から手に入れたいと思っていたジュエリーです。その自由で革新的なクリエイションがつける人にパワーを与えるように、私もダンスを通して世界中の人に夢や希望を与えられる人になりたいですね。今の夢はダンスの可能性を広げ、ダンサーの社会的な地位を押し上げること。アーティストとして確固たる存在を表明できるパイオニアになりたいです。『トリニティ』の“3”にちなんで、夢を叶えるために大切にしている3つのルールをあげると、『常に楽しむこと』『自分を信じること』『努力をすること』。挑戦する過程には苦しいことやスランプも多々ありますが、そのプロセスすらも楽しむマインドでいます」

1924年にルイ・カルティエが生み出した名作「トリニティ」。その100年は、創造への情熱と進化の歴史でもある。ミニマルなデザインから大胆な素材や装飾を用いたエッジィなデザインまで、時代のムードに合わせてアップデートを繰り返し、「トリニティ」は時代を超越する絶対的アイコンとして君臨してきた。最新作では、大小のクッションシェイプのモチーフが絡み合い、軽やかなボリュームを描くネックレスが登場。圧巻のパフォーマンスで世界に挑むブレイクダンサーのShigekixも、試行錯誤しながら力強く、夢へと前進を続けている。

「夢を叶えるための3つのルールは、『ビジョンを持つこと』『努力し続けること』『自分が特別だと信じること』。この3つを意識するようになってから、心身ともに安定し、良い結果に結びつくことが増えたという実感がありますね。ビジョンに関しては、物心がついたころから3年、5年、10年後の3つの軸でなりたい理想像をイメージし、その理想に近づくために目標を立てて行動しています。成長とともにビジョンはアップデートするので、終わりなき戦いなんですが。何歳になっても前向きに挑戦できる自分でありたいです。また、めちゃくちゃシンプルですが、努力し続けることもマスト。不安や葛藤がある中で、長期のスパンで努力し続ける人だけが、夢を叶えられると思っています。世界最高峰の舞台に立つプレイヤーは、孤独な戦いを強いられることが多いので、自分自身が特別だと信じ切る力も大切ですね」

「トリニティ」を象徴する3本の環は、仲間や友人、家族、恋人など、この世界に生きるすべての人たちが紡ぐ、さまざまな愛の形を祝福している。Miyuいわく“小学生のころからの仲間”だというShigekixとはお互いに刺激を受け、高め合う関係だという。 

「Shigekixさんは、私が人生で出会った人の中で一番の努力家。どんなときも自分を貫き、叶えたい夢にすべてをかけているというイメージがあります。その人間性や夢に向かう姿勢は本当に尊敬します」（Miyu） 

「Miyuさんは大胆でいながら繊細。新たな可能性を求めて、今まで誰もがなしえなかったことに果敢に挑戦する姿は、多くの人に勇気を与えていると思います。と同時に物事に丁寧に向き合う勤勉さや、周囲を思いやる細やかさを持ち合わせていて、そんな二面性がダンスにも表れていて素敵です」（Shigekix）

力強さとピュアな美しさを宿すタイムレスな「トリニティ」のジュエリーは、人生のどんな瞬間も輝かせてくれるお守りのような存在。たとえ困難に立ち向かうときも、その艶やかなゴールドの光がそっと背中を押してくれる。そこで、ふたりに“壁にぶつかったときの乗り越え方”を尋ねると、「ポジティブな視点に変換する」と偶然にも同じ意見が返ってきた。 

「壁にぶつかったとき、大抵の人はネガティブになると思いますが、私は“前に進めている証拠だ”と捉えるようにしています。逆に何も落ち込むことがないほうが問題。挑戦せず、安全地帯にずっとステイしてしまっているということだから」（Miyu） 

「挑戦する人にとって、立ちはだかる壁は常につきものです。それは夢と真剣に向き合い、成長しようという意識の表れ。きっと乗り越えられると信じて、ただ前進するのみですね」（Shigekix）