HOROSCOPE’S GOOD FORTUNE
しいたけ直伝!2018年開運グッズ。
新しい年を迎え、これからの仕事や恋愛、人間関係ってどうなっていくの?
価値観が目まぐるしく変化する現代だから、新年への明るい希望とともに少しの不安を感じる方も多いはず。
12星座それぞれに、穏やかで幸せな一年を過ごすための心構えとラッキーグッズを、しいたけが教えてくれました。
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Aries牡羊座★3月21日〜4月19日生まれ前に突き進む一年。“理想の私”が詰まった
自分のスタイルブックが成功の鍵。 -
Taurus牡牛座★4月20日〜5月20日生まれ反省ではなく、楽しくリセット。
リゾート感を傍らにゴールへ向かって。 -
Gemini双子座★5月21日〜6月20日生まれ自分の目的を見直したくなるとき。
日常から別世界へ気軽に心をトリップ! -
Cancer蟹座★6月21日〜7月22日生まれタフな労働が待ち受ける一年。
10年後へのランクアップへ繋げて。 -
Leo獅子座★7月23日〜8月22日生まれゴールデン・イヤーが到来!
長い下積みを終えて、華が開くとき。 -
Virgo乙女座★8月23日〜9月22日生まれ嗅覚を磨いて、チャンスをゲット。
ときには“贅沢な夜”でチャージして。 -
Libra天秤座★9月23日〜10月22日生まれゼロからのスタートとなる2018年。
「いつもと違う」にこだわると吉。 -
Scorpio蠍座★10月23日〜11月21日生まれ見えない宇宙の力と出会うとき。
転機に抗わず、身を委ねて。 -
Sagittarius射手座★11月22日〜12月21日生まれバカ騒ぎは一旦お休みして自分を見つめる。
本質を見極めて、精神の充実を。 -
Capricorn山羊座★12月22日〜1月19日生まれ10年周期の一年目。これまでが壊され
新しい創造に踏み出して。 -
Aquarius水瓶座★1月20日〜2月18日生まれ表現者のこだわりを「流す」。
直感力を信じて、前に進むとき。 -
Pisces魚座★2月19日〜3月20日生まれ社会的立場を得るときこそ、
“攻め”の個性を追求したい。
Text: Tomomi Hata Editors: Gen Arai, Sakura Karugane
2017年が無事に終わりました。まずはそのことをお祝いしたいです。16年、17年ととても激しかったこの2年間、これまでの自分のやり方が通じなかったり、壊されるって感じたりした人も多いのではないでしょうか。18年は、やっと陸地にたどり着く感覚、ちょっとひと息ついて「ゆっくりやっていこう」って世の中になっていくのではないかと思います。
人間関係も含めて、今の世相はソーシャルメディアに現れていると感じます。SNSの現王者をインスタグラムとするならば、それにストーリー機能がついたことは、まさに現代社会の気分を捉えている。というのも、ストーリーって、放っておけば24時間で消えるものじゃないですか。それが結構大事なことで、アップしたものを見てもらいたいけど、決して押しつけがましくならない絶妙さがあるんです。
インスタの全盛期は「これが私です」って激しくアピールしていたのが、段々角が取れて柔らかくなってきています。17年までは、いわば自己主張のピーク。派手にいって背伸びをして、できないこともできるって言いきかせて自分に負荷をかける。まるで筋トレみたいな日々でした。虚勢を張っていたけれども、みんながそれに少し疲れてきた。だから、次に必要なのは消化期間。少し穏やかに暮らしたい、って感じている人も多いのではないでしょうか。だからこそ、18年は自分のスタイルを見つめ直すいいきっかけになる年なのです。
人間関係においても“親友枠”、自分が一緒にいて穏やかな気持ちになれる人を大切にしていくときです。“私”の主張で忙しいときって、人に配慮する余裕がないけれど、主張はもうストーリーで満足して、これからは人のよさを見つけていくときになると思います。
それは恋愛に対しても同じで、色気の定義も変わってきています。芸能界でいうと17年は高橋一生さんや星野源さんなど、35歳オーバーの人がブレイクした年。今までは35歳以上の男性って、そこまで華のある人と捉えられていなかった。けれど、20代には出せないにこやかに微笑している先にある色気、ほのかな香りを求める人が増えているってことですよね。この流れは18年にも続くのではないかと思います。派手さに対する反動で、基本回帰の一年ですから。
人間関係においても“親友枠”、一緒にいて
穏やかになれる人を大切にしていくとき。
真面目な人ほど人の話を聞きすぎて、全部を受け止めすぎてしまうから、18年は“脱マジメ”をテーマにしてみましょう。調子の良いキャラを演じて「合わせるふり」をするのもよいです。もちろん、人の話はちゃんと聞いたほうがいいし、全部を聞かないほうがいいっていう意味じゃないってことは気をつけて。
でも、すべての話を真面目に聞いたほうがいい時代って、役割分担が決まっていて、上から流されるものを習得してそのままコピーして仕事をしていたとき。だけど今って何が受け入れられるか読めない時代ですよね。
自己主張がない人は、ちょっと激しい言い方になりますがいないのと同然。自分の色なりキャラみたいなものを持ってなければいけない時代だから、SNSが苦手でも、全部をやらないってわけにはいかない。そういう意味で、全員がキャラを持っていると思っても差し支えないのが現代なのです。
10人が違う意見を言っている中で、その全部を真面目に聞いていたら自分がパンクしてしまいます。全部聞いちゃう人ほど、消化しきれなくなるから、どこかで耳が遠くなることも必要なんです。ときには話を聞く“ふり”も大事。
SNSに関しても、自分メディアをつくるみたいなイメージで取捨選択して、情報をある程度限る習慣をつけるようにしてください。ただそれだけだと偏ってしまうから、週に1回でも、手段を広げるようにするのがいいと思います。
お金と仕事は、オーラではお腹と口に現れてきます。よくほら、女性が好きな男性のタイプを聞かれたときに上位にランキングされるのって、おいしそうにご飯食べる人ですよね。自分より食べない人は嫌だという女性も多い。
とある女性は、男性のセクシャルなポイントとしてどこを見るか? という質問に「あご」と答えました。あごは口と連動しているパーツです。男性が狩りをしていた原始時代を想像してみてください。どんな獲物も噛み砕くような強さや生命力をあごが象徴しているのです。
女性がご飯をおいしそうに食べる男性を好きなのは、生活力やたくましさへと繋がっていく(これは男性が女性に求めるものでもあると言えるでしょう)。ルックスだけでなく、金銭的にも精神的にもこの人と一緒にいれば食べていけると本能的に感じ取っているのです。
現代社会においても、仕事ができる人は物事や人間関係を噛み砕いて消化することができるから、ストレスをあまり溜めません。それに対し繊細な人って食べ物に関係なくことあるごとにお腹の調子を崩したりしますよね。
お金とパワーも“消化”が一つのキーワードになっていきます。意外かもしれませんが、お金と仲良くするためには、男女問わず消化に気をつけることが大切です。お酒を毎日飲む人が休肝日を持ったほうがいいように、お腹の調子を整える時間を持つ。週に1回は胃に優しいものを食べることが、ひいてはお金と上手に付き合っていくことへ繋がっていきます。お金と仕事と消化機能は繋がっています。扱うときに自分なりの消化手段と限界を知っていることが大切です。
カラーでいうと、お金の色は赤やオレンジ。赤って一番激しい色で、重戦車のごとくとにかく気合が入っているときに出る色です。生きてくうえでお金は必要ですから、赤の毒はどうしても避けて通れない。そこで大事になってくるのがバランスです。たとえば休日は公園に行ったりとか、プライベートで穏やかな人たちと過ごす。お金や権力から少し離れる“精神的お粥タイム”をつくってください。
お金は究極に消化が難しくて、一番最後にやってくる。仕事して頑張って、それが評価され、ようやく収入に繋がる。ただひたすらに頑張ればいいっていうわけではなくて、ときに消化不良を起こしつつ、いかに休ませるか。そうやって粘らなければ、お金まで結びつきません。お金ってすごいおいしいけど、なかなか消化されないステーキみたいなものです。まずは消化するための胃袋を鍛えないと。
お金や権力から少し離れる“精神的お粥タイム”
をつくっていこう!
とある会社では、25歳を超えたら“美容手当”というものがあると聞きました。それぞれが会社の顔として仕事を取ってくる、という考えから、そのためのコスメ代を出しますということです。
女性がきちんとした身なりをすることは、男性でいう磨き上げられた革靴を履くのと同じく、仕事で信用を得るためのいわば自分への投資。つまり、戦闘力をちゃんと上げておきなさい、ということです。
どんな問題やタフな交渉が待っているのかわかりませんから、武装できるところは抜かりなくしておいたほうがいい。研究しながら自分に似合うスタイルを見つけることは、仕事や恋愛での戦闘力に結びつきます。ここぞというときには、このブランドのリップをつけるとか黒のジャケットを着るとか。仕事や恋愛で人の心をつかむことができる人って自分なりのルールを決めています。
逆に戦闘力の低い人は自分を奮い立たせる決まり事がないことが多い。スタイルが定まってない人って、いざというときガチガチになっちゃう。残念ですが、それだと会っている人を疲れさせてしまうだけです。
スーツを着る男性は仕立てのいいワイシャツを一着持っていたほうがよくて、女性はセールで下着を買ってはいけない、という話があります。どういうことかというと、身につけるもの次第で、人のやる気は左右されるんです。外から見えるものではないけれど、それを着ると自分の戦闘力を上げてくれる。
重要な打ち合わせのときにいいものを身につけていると、不思議と普段の自分より戦闘力がアップして背筋が伸びるそうなんです。逆に毎日ファストファッションや売れ残りの下着を身につけていると、人は戦闘力が下がっていく。決して全部を高いもので揃える必要はありませんが、週に1日くらいはいいものを身につけてください。お金にも戦闘力がありますから、物に置き換えて自分のために生かすという側面もあります。自分のスタイルに合ったいい服、いいものが信用されるための心の余裕をつくってくれます。
ありきたりですが、身につけるものにこだわるって、とても大切なことです。なぜなら仕事や恋愛での戦闘力ってすべて結びついているから。それらが備わっている人は、自分が余裕を保てるもの、たとえばいい財布だったり手帳だったりを持ってレベルを上げています。
普段の持ち物は、戦闘力にもオフへの切り替えにも深く、大きく関係してくるものです。そこに杓子定規なルールはありません。持ち物の力を借りてリラックスモードと戦闘態勢を上手に切り替えることが、ひいては充実した毎日に結びついてく。だからこそ、あなたのお守りとなってくれるアイテムを見つけることが大切なのです。