食欲の秋! 今しか食べられない旬の食材をたっぷり取り入れて、不調になりがちなこれからの季節を元気に乗り切りたいものです。
フライパン一つでできて、下ごしらえはたった3分、旬の魚とキノコを使ったお手軽料理をご紹介します。
ホイル焼きはフライパンが正解?
アルミホイルに食材を入れて火を通すだけの「ホイル焼き」。これまでグリルやオーブンを使うことが多かったですが、今回はフライパンでやってみました。
<材料(2人分)>
・生鮭…2切
・きのこ(しいたけ・えのきだけ・しめじ・まいたけ)…計100g程度
・玉ねぎ…1/2個
・バター…10g
・チーズ…適量(今回はパルメザンチーズととろけるチーズの2種を使用)
・オリーブオイル…適量
・しょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ1
・ハーブソルト(塩こしょうでもOK)…適量
<つくり方>
1.きのこを食べやすいサイズにカットして下味をつける。
今回はしめじ、えのきだけ、しいたけ、まいたけの4種類を使いました。かさが減るのでたっぷり用意しましたが、多すぎるとホイルからはみ出すので適量で。
2.アルミホイルの上にきのこを並べ、その上に生鮭とバターをのせて、ハーブソルト(塩コショウ)をふりかけます。ホイルはギュッと包まず、ふんわりと。
3.フライパンに2をのせて、大さじ3ほどの水を入れる。
4.蓋をして強火にかける。沸騰してフライパンの中で蒸気が回ってきたら、中火にして5分ほど加熱。
5.しあげにチーズと醤油をかけて、あっという間に完成です。
ホイルを開けると、ふっくら焼き上がった鮭ときのこのいい香り!これまでグリルで焼いてみたり、オーブンを使ってみたり、いくつかの方法を試してきましたが、フライパンが一番早くできました。
蒸気を使って蒸し上げるので、鮭やきのこがふっくらしあがった気がします。
番外編:幻のきのこ「香茸」?
珍しいきのこが手に入りました。その名も「香茸(こうたけ)」。
特有の強い香りを放つため、このように名付けられたそうです。乾燥させるとさらにその香りが強くなるそうです。
写真の香茸は直径10cmほど。秋に松など広葉樹林の中に群生する天然きのこで、これでも小さいほうだとか。日本特産種と言われ、その荒々しい見た目とは裏腹に、香り高い優秀な食用きのことして珍重され、なんと1kgあたり10,000円以上することも珍しくないようです。
炊き込みごはんが定番と聞きましたが、農家さんオススメのバター焼きにしてみました。
香茸は真っ黒になっちゃって見た目はイマイチですが、歯応えがあって、確かにウマい!秋のサワラとの相性もバッチリです。
旬の食材を食べて、今年の秋も元気に乗り切りたいですね!
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