商学科・田中ゼミでは東大阪市の石切参道商店街との共同調査を実施しました。昨年までのホームページ原稿作成から今年は趣向を変え、伝統ある商店街の魅力そのものを再考するプロジェクトです。

まずは9月14日（土）に当地で開催された「石切盆踊り大会」に運営スタッフとして参加し、来場者アンケート調査を担当しました。

その後ゼミでのおよそ3週にわたったデータ集計＆分析では、圧倒的に女性来場者が多かったこと、来場者の消費金額と他イベントとの比較、年齢構成、イベントに対する来場者の評価ポイントや改善点を検討して、地域のお祭りが継続的発展をするための施策を学生目線で提案書にまとめました。

10月23日（水）に行われた報告会では商店街理事長を始め、理事会メンバーの方にアンケート分析の結果を聞いていただき、その後に様々な視点から意見交換を行いました。今後の商店街の在り方、地域密着、学校や行政との協力関係、インターネット配信の魅力と可能性などなど「盆踊り大会」を起点に学生が地域マーケティングを学ぶ素晴らしい機会を頂きました。

改めまして石切参道商店街の皆様、また商店街と学生をつなげて下さった田中ゼミOB（令和2年3月卒）の東泰成さんに感謝申し上げます。商学科では他にも地域ビジネスとの連携や社会とのつながりを大切にするアクティブラーニングを実施しています。そちらの方にもご注目下さい。