とあるX(旧Twitter)ユーザーが10月27日に投稿した写真が話題になっています。
「iPadケース」を作ったと添えられた写真には、特定の世代なら一度は手に取ったことがある“あのケース”の姿が……!
「DVD」「貸出できます」「7泊8日」
写真には、黒くザラついたプラスチックのケースから少しはみ出た透明なケース。そして、黄色いシールで「DVD」「貸出できます」「7泊8日」と印字されています。
これって、“レンタルビデオ屋さん”のケースじゃない!?
続く2枚目には、黒いケースに覆われていた透明ケースの全体像が明らかにされていました。
「準新作」
透明ケースには、テープで貼り付けられた「準新作」とバーコード。さらに、黒いケースの隠されていた部分には「レンタル中」の文字も!
もう完全に“レンタルビデオ屋さん”のアレじゃん……!
投稿したのは、X上でユニークな創作を行っている「なるみ(@nal_333)」さん。
投稿では、
「サブスクで映画観るのって手軽だけどちょっと味気なくて気分が乗らないから、『さっきビデオ屋で借りてきた』みたいな高揚感が出るiPadケースを作った」
と、制作経緯をつづっています。
たしかに、手軽だからこそ「映画を見る」という特別感はこの頃薄れていたかも。
何度も手に取った記憶が蘇る一品には多くの反響が寄せられ、6万件を超えるいいねが寄せられています。
投稿には反響が続々!
💬「めっちゃ好きです」
💬「発想が好き」
💬「懐かしい気持ち」
💬「天才の所業」
💬「普通に売って欲しい」
BuzzFeedでは、製作者のなるみさんにお話を伺いました。
――今回の「ビデオ屋風のiPadケース」を作ろうと思った動機・理由を教えてください。
「最近ふとしたきっかけでレンタルDVDのケースを見る機会があり、その時に懐かしいワクワク感を感じたので、自分で作ってみようと思いました」
――今回のケース作成でこだわったポイント・制作に苦心したポイントなどがあれば教えてください。
「レンタルビデオっぽい雰囲気を出せるように工夫をしました」
「透明のケースだけじゃなく、それを入れるための黒いケースも作ることで結構それっぽさが増して嬉しかったです」
――パッケージ上部のテープの質感や「準新作」などの細かいポイントが素晴らしいですね! 制作に掛かった期間はどのくらいだったのでしょうか?
「そんなに凝ったものではないので、2時間くらいだと思います」
・・・・・
結構手が凝ったように見えるこのケースも、2時間程度で作っていたとは驚きです。
これはたしかに、「普通に売ってほしい」かも!