南米原産のネズミの仲間「デグー」が、たまらなく気持ちよさそうな表情を浮かべる動画がSNSで話題になっています。見ているこちらの頬も緩みそうにな様子に1.4万件の“いいね“が寄せられています。
長崎県西海市にある動植物園「長崎バイオパーク」が8月21日、X(旧Twitter/@ngsbiopark)に動画を投稿。そこには1匹のデグーの姿が映し出されています。
デグーはペルーのアンデス地方に生息するネズミの仲間(げっ歯目)で、ペットとして飼育されることもある動物です。
後ろ足で立ち上がっているデグーの頬から首元あたりを、細い木の棒を使ってカキカキしてみると……?
最初はいつも通りの表情を浮かべていたデグーですが、カキカキがあまりにも気持ちよかった様子。
体をひねってカキカキしてもらう場所を絶妙に調整し、本当に「あ~そこそこ……」と言っていそうな、「うっとり」「恍惚」といった言葉がぴったりな表情を浮かべてくれたのでした。
これほど気持ちよさそうな表情を見せてくれたら、ずっとカキカキしてあげたくなってしまいますね。
SNSでも大反響✨
うっとりした表情がかわいいデグーには
💬「人慣れしたデグーはなでられるの大好きなんですよねぇ」
💬「恍惚の表情がたまりませんね😂」
💬「気持ちいいんだろうね(^^)じっとしてる〜(*^^*)」
💬「ずっと見てられる。そうだよ!この顔!」
💬「この子に棒でかいてあげるボランティアだけして生きていきたい……」
といった、たくさんのコメントが寄せられています。
BuzzFeedではカキカキしてもらっているデグーについて、担当の方にお話を聞いてみました。
――動画の撮影日と撮影場所を教えてください。
「撮影日は8月20日、撮影場所は園内のペットのふれあい広場PAWです」
――カキカキしてもらっているデグーのプロフィールを教えてください。
「名前はつねなり、性別はメスで年齢は7歳。得意なことは展示場のリメイクです」
――つねなりちゃんは木の棒でカキカキされることが特別好きなのでしょうか?指でも同じような表情を見せてくれますか。
「指でも同じ表情が見られます」
――デグーとはどんな動物か、また飼育員さんから見たデグーの魅力を教えてください。
「デグーの原生種は、チリのアンデス山脈の標高1200メートル付近に住んでいます。5〜10匹ほどの群れで生活しており、仲間と数種類の鳴き声でコミュニケーションをとることから『アンデスの歌うネズミ』と呼ばれています」
「寿命は5〜10年、体長は約12〜20センチメートル、体重は200〜300グラムほどの小型の齧歯類です。『トランペット・テイル』と呼ばれる、先端の毛が広がった尻尾を持ちます」
「飼育員から見た魅力は、展示場内にベッドをつくってすやすやと無防備に寝ている姿です」
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同園のペットのふれあい広場PAWではイヌやネコ、モルモットなどの身近な動物とのふれあいが楽しめるとのこと。
動物たちの様子が気になる方は、公式Instagram(@paw_ngsbio)をチェックしてみるとよさそうです。