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2017.11.10

新刊『micro:bitではじめるプログラミング ―親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス』は11/25発売。MAKEグッズがもらえるキャンペーン実施中!

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新刊『micro:bitではじめるプログラミング』が発売されます。この本は、プログラミングに興味を持ちはじめた小学校高学年〜中学生くらいのお子さん、またプログラミング教育やSTEM教育に関心をお持ちの親御さんが、親子でいっしょにプログラミングをはじめて学ぶのに最適な本です。

プログラミングが未経験の方でも、本書の手順どおりに進めていけば、かんたんにいくつかの作品が完成できるよう構成されています。本書を通じて、実際のものが動く仕組みを知ることができ、また、自分でも工夫していろいろなものを作るためのヒントを得ることができるでしょう。

さらに、5章では、micro:bitを使ったSTEM教育の実践例を紹介していますので、家庭だけでなく、教育現場で教える立場の方にも参考にしていただけます。

本書の発売を記念して、オライリー・ジャパンのサイトから本書を購入してくださった方に、MAKEオリジナルの絆創膏&付せんセットをプレゼントするキャンペーンを行います!オライリー・ジャパンのWeb直販ページより本書をご注文いただき、購入画面の備考欄に「MAKEグッズ希望」とお書き添えください。新刊発送分より対象といたします(プレゼントがなくなり次第終了予定)。

秋の夜長に、冬休みの自由研究に、子どもと一緒にはじめての「Lチカ」&「プログラミング」、本書とmicro:bitで楽しんでみませんか!?

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『micro:bitではじめるプログラミング』で紹介する作例の一部

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『micro:bitではじめるプログラミング』ページイメージ

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MAKEオリジナルの絆創膏&付せんセットをプレゼント!

●書籍紹介
micro:bitは、イギリス生まれのSTEM教育用マイコンボードです。英国放送協会(BBC)が主体となって開発したこのボードには、ボタンスイッチ、LED、加速度センサー、光センサー、地磁気センサー、温度センサー、BLE(Bluetooth Low Energy)などが搭載されており、これ1つでさまざまな動きを表現できます。また、ブラウザ上でブロックを組み合わせるだけでプログラムを作れるので、子どもでもかんたんにプログラミングを習得することができます。本書では、はじめてマイコンボードに触れる小学校高学年以上を対象に、ハードウェアの基本からプログラミングのしかた、さまざまな作品の作り方までをていねいに解説。親子で学ぶプログラミングとエレクトロニクスの入門書にぴったりの一冊です。

●書籍概要
『micro:bitではじめるプログラミング
親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス』
スイッチエデュケーション編集部 著
2017年11月25日 発売予定
B5変形版/188ページ
ISBN978-4-87311-813-0
定価2,160円


●「はじめに」から
これから子どもたちが就くことになる仕事の多くは、現在ではまだ存在すらしていないことでしょう。そんな子どもたちに、どんな準備をしてあげられるでしょうか?

2012年にBBCは、イギリスがこのような問題に直面していることに気がつきました。それから何年にもわたってBBCが積み重ねた研究と製品開発はBBC micro:bit として実を結び、2016年にはイギリス中の7年生(日本の中学1年生に相当)全員に100万台が配布されました。

これが教育現場に非常によい影響をあたえたことが研究によって示され、その成功にならいたいと世界中の関心が集まっています。

BBC micro:bitはプログラミング可能な小さいデバイスです。超小型コンピュータと、プログラム可能な組みこみボードの両方の性格を兼ね備えています。かんたんにプログラムでき、非常に汎用性が高く、若い学習者のために設計されているのが特徴です。とくに、今までまったくプログラミングの経験がない人にも使いやすいように設計されているのです。

しかしイギリスでBBC micro:bitが成功したのは、革新的なハードウェア設計だけが理由ではありません。教育者と子どもたち、そして楽しく独創的に技術を活用したい人々にとってmicro:bitが素晴らしいツールとなっている理由は、そのエコシステムにあります。私たちのエコシステムを構成しているのはハードウェアと、周辺機器やアドオンボードの豊富な市場、そして素晴らしい指導者たちです。さらに、1000を超える驚くべきプロジェクトやレッスン、そして楽しいアイデアが、インターネットや愛好者の活発なコミュニティから自由に入手できるようになっています。そのエコシステムをサポートし発展を手助けしているのが、Micro:bit教育財団です。

しかし、私たちのエコシステムの最も大事な要素は、micro:bitを使っている人たちです。

ですから、この本を手に取ってくれたあなたに感謝します。Micro:bit 教育財団の全員が、あなたのmicro:bitへの旅に幸運を祈っているのです。

心をこめて。

Micro:bit 教育財団 CEO
Zach Shelby


O’Reilly Japan – micro:bitではじめるプログラミング —親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス