Forrester Wave™ の External Threat Intelligence Service Providers(2023 年第 3 四半期)での Google の評価をご覧ください。
組織にとって最も重大な脅威を包括的に可視化し、そのコンテキストを把握できます。
機能
Google Threat Intelligence は脅威をこれまで以上に可視化し、世界中のセキュリティ チームにタイムリーで詳細な脅威インテリジェンスを提供します。数十億人のユーザーの防御、数百万件のフィッシング攻撃の特定、数十万時間に及ぶインシデントの調査を通じて、脅威の全体像を把握しながらお客様の重要な組織を常に保護します。
脅威アクターや、その変わり続ける戦術、手法、手順(TTP)を理解することにより、組織にとって最も重要な脅威に集中できます。こうした分析情報を活用して、問題を未然に防ぐための防御策の設定、効率的なハンティング、新たな脅威への迅速な対応が可能になります。
業界をリードする Mandiant の脅威アナリストの支援を受けて、チームの能力を高めることができます。脅威インテリジェンスの専門家が、いつでもお客様をサポートします。チーム向けのサイバー脅威インテリジェンス(CTI)トレーニングをお探しの場合でも、優先的に対処すべき脅威についての理解を深めたい場合でも、チームに対する CTI 専門家の協力が必要な場合でも、脅威インテリジェンスを最大限に活用するための専門知識が揃っています。
コンソール内で Mandiant の専門家から直接サポートを受けることで、脅威に迅速に対処し、次のタスクに進むことができます。
AI を利用してワークフローを最適化しましょう。膨大なデータセットの分析が可能な Gemini in Threat Intelligence は、チームの増強力となります。独自のリスク プロファイルに最も関連性の高い脅威を即座に提示し、一般的なアラートのノイズを軽減します。また、ユーザーのアクションから継続的に学習し、時間の経過とともに固有のニーズとの関連性が高くなるように出力を調整します。
脅威分析を管理することができます。Google の脅威インテリジェンス ワークベンチでは、膨大なマルウェア データベース、優れたツール、有益なコンテキスト、容易なコラボレーションなど、必要なものがすべて 1 か所に集約されています。グラフ、ハンティング結果、ルール共有、コレクションを使用してワークフローをカスタマイズし、効率を最大限に高められます。
セキュリティや現在直面している脅威に対応するうえで必要となるのは、使用する脅威インテリジェンスに対して確信を持てることです。Google Threat Intelligence は、Google の脅威に関する膨大な分析情報、Mandiant の最前線と人間によってキュレートされた脅威インテリジェンス、VirusTotal の膨大な脅威データベースからの情報をまとめ、統一された判定結果を提供します。これにより、インジケーターや不審なオブジェクトが組織に対する脅威として優先的に対処すべきものかどうかという問題について、ただ一つの回答が得られます。
仕組み
Google Threat Intelligence を利用することで、最新の脅威に対して先手を打ち、対応にかかる時間を数週間から数分に短縮しましょう。Google の広範な可視性を活用して、お客様のイベントデータを脅威インテリジェンスと網羅的に関連付け、セキュリティ上の隙を減らせます。盲点を見つけ、封じ込めを最大化し、侵害による潜在的な影響を最小限に抑えます。
一般的な使用例
料金
Google Threat Intelligence の料金の仕組み | サブスクリプションの料金は年間定額制であり、サブスクリプション レベルごとに API 呼び出し数が設定されています。API 呼び出しパックは別途追加可能です。 | |
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プロダクト / サブスクリプション | 説明 | 料金 |
Google Threat Intelligence - Standard | 脅威インテリジェンスを活用してイベントのトリアージと検出を行い、セキュリティ ポスチャーを強化したい組織に適しています。 | 料金に関するお問い合わせ |
Google Threat Intelligence - Enterprise | 脅威インテリジェンスを活用することで、問題の未然防止、組織を標的とする脅威アクターの詳細な把握、効率的なハンティング演習の実施を図ろうとする組織に適しています。 | 料金に関するお問い合わせ |
Google Threat Intelligence - Enterprise+ | 攻撃者を理解して先手を打つための重要なツールとして脅威インテリジェンスを捉えており、強固なサイバー脅威インテリジェンス チームを擁している組織に適しています。 | 料金に関するお問い合わせ |
Google Threat Intelligence の料金の仕組み
サブスクリプションの料金は年間定額制であり、サブスクリプション レベルごとに API 呼び出し数が設定されています。API 呼び出しパックは別途追加可能です。
Google Threat Intelligence - Standard
脅威インテリジェンスを活用してイベントのトリアージと検出を行い、セキュリティ ポスチャーを強化したい組織に適しています。
料金に関するお問い合わせ
Google Threat Intelligence - Enterprise
脅威インテリジェンスを活用することで、問題の未然防止、組織を標的とする脅威アクターの詳細な把握、効率的なハンティング演習の実施を図ろうとする組織に適しています。
料金に関するお問い合わせ
Google Threat Intelligence - Enterprise+
攻撃者を理解して先手を打つための重要なツールとして脅威インテリジェンスを捉えており、強固なサイバー脅威インテリジェンス チームを擁している組織に適しています。
料金に関するお問い合わせ
よくある質問
CTI は、サイバー脅威に関する詳細なインサイトです。インテリジェンス チームは、複数のソースから得られた信頼できるインサイトを使用して、脅威の状況、脅威アクターとその戦術、手法、手順(TTP)に関する実用的なコンテキストを作成します。組織は、CTI を効果的に使用することで、脅威アクターに対する対応をリアクティブからプロアクティブへと変えていくことができます。
信頼性の高い脅威インテリジェンスを活用することで、脅威アクターが使用するマルウェアや TTP、また彼らが特定の業界や地域を標的とするために悪用する脆弱性について把握できます。組織はこのインテリジェンスを活用して、セキュリティ ツールを実装、設定、調整し、攻撃を阻止するために、従業員のトレーニングを行うことができます。
脅威アクターとは、悪意を持って、他者を標的にしたり、攻撃したりする、個人または集団を指します。一般的に、スパイ活動、金銭的利益、または宣伝が動機となっている脅威アクターは、単独でキャンペーンを実施することもあれば、攻撃の特定の側面を専門とする他のグループと協力することもあります。
前提として、「脅威」は、現在進行中の侵害や過去に成功した侵害を指す「攻撃」とは異なり、攻撃の計画や傾向を指すものと定義します。アクティブな脅威を特定するには、脅威インテリジェンスを活用します。脅威インテリジェンスは、特定のリージョンや業界に影響を及ぼす脅威アクターやマルウェアに関するコンテキストを提供します。アクティブな脅威を特定するもう一つの方法は、オープンウェブ、ディープウェブ、ダークウェブをスキャンして、組織、従業員、テクノロジー、パートナーに関する言及がないかどうかを調べることです。これらの脅威を特定することで、セキュリティの専門家は、防御をプロアクティブに調整し、潜在的な攻撃の影響を阻止または軽減できます。
戦略 - ビジネス上の意思決定やセキュリティ投資を推進するために使用される大まかな傾向。
運用 - 組織に差し迫っている脅威に関するコンテキスト情報。セキュリティ専門家が脅威アクターとその TTP について理解を深めるために使用。
戦術 - 脅威アクターの TTP に関する情報。セキュリティ専門家がインシデントを阻止し、防御の調整を行うために使用。